芸術によるまちづくり事業

事業紹介

 「芸術によるまちづくり事業」は、藝大の教育・研究リソースを活かし、様々な芸術文化事業を実施することで、足立区民が身近に芸術に親しむ環境づくりや地域の文化的な発展を目指す活動です。

 これまでに、南米、インド、イラン、アイルランド、モンゴル等、各国の音楽を紹介するシリーズ『千住で聴く世界の音楽』を10回に亘って開催、また、千住キャンパスの誇る響きの良い空間でのサロンコンサート「モダン・タンゴ at 藝大」、「ロシア・ピアニズム~優美なる響き」等を企画・制作してきました。

 一方、キャンパスのある千住から飛び出し、足立区の各所で行うアウトリーチ・コンサートでは、各地域の学習センター他、わたなべ音楽堂〈ベルネザール〉、六町ミュージアム・フローラ、西新井文化ホール(ギャラクホール)、昭和の家など、足立区内の様々な文化施設において公演を行ってきています。2019年からは、『文化の日コンサート −藝大で楽しむ文化の日−』を開始しました。

 今後も、様々なプログラムで藝大と足立区の魅力を引き出しながら企画・制作してゆきます。

これまでの事例

サロンコンサート

千住キャンパスの録音のために設計されたメインスタジオにて、ピアノや室内楽のコンサートを開催しています。響きの優れたスタジオで、藝大の質の高い音楽を聴くことができるため毎回好評を得ています。

サロンコンサート

アウトリーチ・コンサート

演奏家が区内の施設に赴いて行う出張コンサートです。自宅が施設に近い方、また千住を訪れることが困難な方に、アットホームな雰囲気の中で芸術音楽に親しんでいたく機会を提供しています。

アウトリーチ・コンサート

文化の日コンサート −藝大で楽しむ文化の日−

11月3日「文化の日」に藝大で足立区民が芸術文化に触れる機会を提供することを目的に、2019年に開始したコンサートです。初年度は日本と西洋の音楽を聴き比べるコンサートを開催しました。

文化の日コンサート