2017年度より音楽学部の新たな試みとして、優れた才能を持つ中学生を対象として新設されました。逸材を発掘する「早期教育プロジェクト」を発展した形に位置付けられ、年間を通じて継続的にレッスンを行っています。
専攻は、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、管楽器で、入学試験は書類と動画審査による一次試験と、実技の二次試験で選出されます。2017年に第1期生が入校し、全国各地から選ばれた将来性豊かな中学生が在籍しています。
藝大教員による実技レッスンとソルフェージュをはじめ、室内楽アンサンブル、オーケストラとの共演など、本格的な音楽家への歩みを求める子どもたちにとって大切なことを、丁寧かつ着実に体得するためのカリキュラムで構成されています。
演奏することの喜び、音楽の素晴らしさや多様性について子どもたちと共に学び、豊かな表現の可能性を広げるための実践と研究を重ねています。