取手校地

藝大ファクトリーラボ

取手共通工房を活用した創作教育活動
  • シーズ
  • プロジェクト紹介

シーズ

高大連携事業

大学の場と設備を活用した高校生向けの素材造形講座を実施

高校生にレクチャーする講師 ガラス
作業する高校生 木版画
火を見つめる高校生と講師
作業する高校生 金属加工

2018年

  • 武蔵野学芸専門学校サマーキャンプ2018
    (七宝・木工・ガラス・鋳造・音響彫刻)
    3日間 受入人数:49名
  • 取手松陽高校素材体験ワークショップ2018
    (金工・ガラス)
    1日間 受入人数:16名

2017年

  • クラーク記念国際高等学校サマーキャンプ2017
    (七宝・木工・ガラス・木版画)
    3日間 受入人数:43名
  • 取手松陽高校素材体験ワークショップ2017
    (金工・ガラス)
    1日間 受入人数:21名

工房ワークショップ

体験型のショートワークショップ(参加費無料)を実施

作業中の男性と子ども
野焼き
  • 野焼きワークショップ
  • カスタムペイント体験
  • 錫の器を作ろう
  • 七宝体験
  • お箸を削ろう
  • 和紙のハガキを漉こう
  • オリジナルストーンタイルを作ろう
  • 金属の腐食技法ワークショップ

通年型公開講座 FACTORYスクール

平成29年度より通年型の公開講座【FACTORYスクール】を開講

金継ぎ
紙漉き
木版画

2019年 事例

  • 金継ぎ講座 
    前期:6/7~7/26(全10回) 毎週木曜日 受講生10名
    後期:9/27~11/29(全8回) 毎週木曜日 受講生9名
  • 紙漉き・木版画講座
    前期:6/7~7/19(全8回) 毎週木曜日 受講生8名
    後期:10/11~11/29(全10回) 毎週木曜日 受講生4名
  • 陶芸野焼き オープンレクチャー

企業・法人向けの研修

バーナーワーク中の風景
  • 日本ジュエリーデザイナー協会会員対象 七宝講座2017
    4日間
  • 株式会社ミキモト装身具技術者対象 七宝講座2017
    10日間
  • AGC株式会社との共創プロジェクトの一環としてガラス制作体験プログラムを実施
    七宝・ガラスホットワーク・ガラスバーナーワーク

えどがわアートプロジェクト

あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き

現代アーティスト小沢剛氏がプロデュースするアートイベントに鋳造ワークショップ担当として協力。企画段階から小沢氏と協働した。江戸川区内の6各所を全8回ワークショップを巡業し、子供達と共に「自分の好きな人」のメダルを錫の鋳造により約220個制作する。完成したメダルは江戸川区総合文化センターの中央ロビー天井から吊り下げ、壮大なスケール感のインスタレーション作品として展示された。

総合プロデュース:小沢 剛
鋳造ワークショップ:藝大ファクトリーラボ
主催:江戸川区総合文化センター指定管理者サントリーパブリシティサービスグループ

紙からつくる大空凧プロジェクト

取手アートプロジェクト藝大食堂との連携事業

紙からつくる大空凧プロジェクト

和紙の原料である楮を加工する工程見学、原料から紙を漉いて和紙をつくり、凧の骨組みを組んで凧をつくる。植物から抽出した絵の具で凧に絵を描く。最後に自分でつくった凧を取手市新春たこあげ大会で空にあげる。この一連のプログラムを、一般から募集した参加者と共に実施し、ファクトリーラボは、紙漉きと凧作づくりのプログラムで協力しました。

主催:NPO法人取手アートプロジェクトオフィス
助成:子どもゆめ基金
協賛:取手ロータリークラブ、ボックスヒル取手

手作りの凧を持って集まる人々 表彰式
凧揚げ大会で特別賞として日本の凧の会会長賞、をいただきました!

サウンドドローイングのためのオリジナル楽器制作

日本学術振興会 領域開拓プログラム 古川聖教授への研究協力
領域開拓プログラム「響きあう空間、励起される美意識」サウンドドローイングのための楽器制作

実際に作られた楽器
オリジナルの楽器を叩く学生たち

野外でのサウンドワークショップに使用するオリジナルの楽器3種を制作

  • アルミニウム製の音叉型楽器
  • 響銅(高錫青銅)製の馬鈴型楽器
  • 木製のクラッパー(拍子木)

バシェ音響彫刻修復プロジェクト

 1970年の大阪万博でフランソワ・バシェにより制作・展示された音響彫刻「勝原フォーン」を修復。
藝大×クラウドファンディング」により資金調達。目標額200万円のところ、支援総額348万円を達成。
「勝原フォーン」の3Dモデル
「勝原フォーン」の3Dモデル
修復された「勝原フォーン」
修復された「勝原フォーン」

調査・修復・制作

  • 部材のクリーニング・保護、当時の写真を元に組み立て
  • 材料分析、部材の図面化、構造と形状を3Dcadデータ化
  • 小型バシェ3機制作、中型バシェ1機を新たに制作

イベント

  • ミニ音響彫刻を作るワークショップ
  • 取手アートパス2018にてコンサート
  • 上野校地大石膏室での展示・コンサート・シンポジウム

展開

  • 2018年
    「街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界展」に出展  <川崎市岡本太郎美術館>
    アークヒルズ音楽祭にて、レクチャー・ワークショップ開催 <Tech Shop TOKYO >
  • 2019年
    東京藝術大学アートメディアセンター(AMC)企画「装置とは限らない」に出展  <東京藝術大学陳列館>
  • 2020年
    大阪万博50周年記念展覧会に出展  <天王洲 T-ART HALL>
    「音と造形のレゾナンス-バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振」) <川崎市岡本太郎美術館>
    2020年04月25日 (土)-2020年07月12日 (日) に出展予定

RESONANCE MATERIALS Project in ミラノデザインウィーク

共同研究 素材感に着目した芸術作品が喚起させる感動体験の実証研究

2019展示風景
2018展示風景

株式会社ムラヤマ「感動創造研究所」との共同研究により、ファクトリーラボの素材と技術を活用した、五感に働きかける作品を企画制作し、【RESONANCE MATERIALS Project 】としてミラノデザインウィークに出展。

PlayStationグランツーリスモ「FIA GTチャンピオンシップ」トロフィー制作

トロフィー制作中
トロフィーを抱える受賞者

株式会社 ポリフォニー・デジタルからの受託事業により、 PlayStation グランツーリスモ「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」のシーズンを締めくくる「ワールドファイナル」でウィナーに進呈されるトロフィーを制作。イタリア未来派の彫刻家ウンベルト・ボッチョーニによって1931年に制作された「空間における連続性の唯一の形態」を3Dスキャン、縮小出力し、鋳造で再現したトロフィー像です。 

その他プロダクション系 受託事業

  • 台東区区民栄誉賞トロフィー及び盾の制作
    (デザイン科山崎研究室との連携事業)
    ガラス、石材、金属、木材などの複数素材と技術を用いた素材感あふれるトロフィーを制作しました。
  • メディアアーティスト八谷和彦氏作品「Open Sky フライトシュミレータ」機体改修
    ナウシカのメーヴェをモチーフとした機体で実際に空を飛ぶプロジェクトを進める八谷氏の依頼で、シュミレーターの機体改修を担当しました。
  • 吉野産業BIGWOOD木組み模型制作
    接着を使わず木組みだけで大型部材を構成するための構造と仕口形状の模型を制作しました。

プロジェクト紹介

担当教職員

藤原 信幸

東京藝術大学 美術学部教授 副学部長
藝大ファクトリーラボ 所長
藤原 信幸

三枝 一将

東京藝術大学
藝大ファクトリーラボ ディレクター
三枝 一将

ファクトリーラボとは

GEIDAI FACTRY LABは、東京藝術大学の工房群の設備とスキルを活用し、学外機関とのコラボレーションによって、様々なプロジェクトを企画・実行します。多様な視点から、実践によって「つくること」の価値を研究し、社会と共有していくことを目標としています。

2つの取り組み

つくるをひらく

GEIDAI FACTORY LAB は、アートの材料や技法に興味のある方、自分の手と体を動か して何かを造り出したい方など、つくることに興味のあるみなさんに向けて、藝大で できる本格的な体験や学びを幅広く提供します。

つくるをふかめる

GEIDAI FACTORY LAB は、各工房の専門的な技術や設備を活用して、企業や研究機関・自治体などのみなさんとの共創による、企画、開発、制作に取り組んでいます。アートとプロダクションの、新しい可能性を模索していきます。

図:アイディアが形に!

取手キャンパス工房紹介

現在GEIDAI FACTORY LAB では、金工工房金工機械室、金工工房鋳造室、金工工房金属表面処理室、木材造形工房、塗装造形工房、石材工房、工芸科ガラス造形工房、工芸科陶芸工房、染め・紙漉き工房の9 つの工房で様々な素材、技法で制作をしています。各工房の設備、特徴などをご紹介します。

金工工房 金工機械室
金工工房 金属表面処理室
石材工房
塗装造形工房
木材造形工房
染め・紙漉き工房
工芸科 陶芸工房
工芸科 ガラス造形工房