Museum Start あいうえの

ミュージアムでホンモノと出会う
こどもが主体的に学ぶアクティブ・ラーニング
  • シーズ
  • プロジェクト紹介

シーズ

Museum Start あいうえの

 こどもたちがミュージアムで文化財をはじめとした貴重な展示物に出会うことは、文化財への関心を深めながら、自分が暮らす社会に参加していく機会となります。こどもたちはミュージアムで新しい人や物や出来事に触れ、日常では得られない多様な世界に出会い、これからの社会をつくる力を獲得していきます。2013年にスタートした本プロジェクトは、6才から18才の全てのこどもたちにミュージアムでの学びの機会を届けています。のべ16,000人のこどもたちが、ミュージアム・デビューする際に配られる「ミュージアム・スタート・パック」を手にし、ミュージアムでの学びへと出かけ、冒険ノートでのコミュニケーションが今も続いています。それぞれのプログラムでは、とびらプロジェクトと共同し、アートコミュニケーター(愛称=とびラー)が入ることで、こどもたちの体験を深めます。
絵画の前でメモを取る子供
国立西洋美術館

ミュージアム体験を全てのこどもたちに用意しています。

  • ◉ 作品や文化遺産など世界とつながる「本物」を通した統合的な学び
  • ◉ こどもたちが主体的に学ぶアクティブ・ラーニング
  • ◉ アート・コミュニケータとの対話を通じた学び

ファミリー&ティーンズ・プログラム

上野公園の9つの文化スポットを舞台に、こどもたちが科学、歴史、芸術などの領域を横断しながら学び、それぞれの思考と感性を高めます。また、こどもと大人が共に活動することで世代間を超えて対話する力を育みます。現代課題に対して自分自身で答えを導き出すため、主体的・探究的に学ぶ力が身につく、アクティブ・ラーニングのプログラムです。

学校プログラム

児童・生徒のはじめてのミュージアム体験を、学習指導要領に基づきながら、アクティブ・ラーニング型の活動を通して行います。東京都美術館の展覧会を、休室日(月曜日)に特別開室し、本物と出会いアートコミュニケーターと一緒に鑑賞プログラムを行う「スペシャル・マンデー」。学校と美術館を結ぶ無料貸切バスも利用可能です。展示室を活用したコースや、建築や野外彫刻を鑑賞するコース等、幅広い授業作りに対応する「うえのウェルカム」があり幅広い授業づくりに対応します。

「ダイバーシティ・プログラム」

多様な家庭環境にあるこどもたちを支援する団体を対象とした「ミュージアム・トリップ」と、外国にルーツを持つこどもたちを対象とした「美術館でやさしい日本語プログラム」の2種類のプログラムがあります。障害のあるこどもたちを含む、全てのこどもたちに開かれたプログラムです。

プロジェクト紹介

Museum Start あいうえの

こどもたちがミュージアムで文化財をはじめとした貴重な展示物に出会うことは、文化財への関心を深めながら、自分が暮らす社会に参加していく機会となります。こどもたちはミュージアムで新しい人や物や出来事に触れ、日常では得られない多様な世界に出会い、これからの社会をつくる力を獲得していきます。

すべてのこどもたちにミュージアムを。

ミュージアム・スタートというプロジェクトの名前には、すべてのこどもが良い形でミュージアムでの体験をスタートしてほしいという思いが込められています。大人とこどもがともにミュージアムを舞台に冒険ができることを実現するプロジェクト、それが「Museum Start あいうえの」です。

[主催] 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館・アーツカウンシル東京、東京藝術大学
[共催] 上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、国立国会図書館国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京国立博物館、東京文化会館(五十音順)